デトロイト空港で無事荷物を手にした我々は、レンタカーで国境越え。デトロイトは国境の町、川を渡るとカナダ。どうやって入国するのだろう?車を降りて入国審査をするのかと思いきや、車に乗ったままだった。
ホノルルでアメリカに入国する時は、あんなに時間をかけていたのに、カナダではこんな簡単??時間が夜10時過ぎだったこともあるかも…。車での国境越えは、どうやら夜間の方がおススメのようである。さあ、ついにカナダに入国。食事を取って、国境の町ウインザーに宿泊。

朝7時起床。旅の一つの目的であるナイアガラへのドライブに出発する。距離はおよそ500キロ。東京・大阪間と大体同じくらい。地図を見ながらどうにかハイウェイに乗ることができ、順調な走り出し。
途中何度かトイレに寄ったり、母の喫煙タイムを設けたりしながら、昼食は、日本でもお馴染みのハンバーガーショップ「ウェンディーズ」。これ、ウェンディーズのドリンクカップだが、弟が面白いことを発見!!日本では、「カンマ(’)」になっているところが、楓(メープル)の葉っぱ、つまり、カナダの国旗をイメージして変えてある…。コじゃれている…。笑

車内では、母持参の「昭和歌謡全集」的なCDを聞きながらのドライブ。カナダで、「王将(村田英雄)」「喝采(ちあきなおみ)」が鳴り渡る。なぜかピッタリ合ってしまうのが不思議。どこか優越感すら感じてみたり。
そんなこんなで、午後2時頃、ナイアガラに到着、ホテルにチェックイン。弟は黙っていたのだが、部屋に入ってみてビックリ!!「なんということでしょう~!」(大改造・劇的ビフォーアフター風…笑)部屋の窓から、ご覧の様にナイアガラの滝が一望できる。まさに絶景。

これは、カナダ滝といって、カナダ側の滝。雪とのコントラストも中々。画面のずっと左の方に、アメリカ滝というアメリカ側の滝もある。疲れと寒さも忘れ、完全武装の寒さ対策で、早速滝のそばまで移動を。滝に近づいていくと、冷たい水しぶきがあたるようになってくる。
さっきまで曇っていたのだが、急に雲が割れて太陽が差し込んできた。「虹だ虹だ!!」その場にいた皆が一斉に叫ぶ。これも、家族内の晴れ男と呼ばれる私のおかげであろう…。笑

近くで見るナイアガラの滝は雄大そのもの。しばし言葉を失ってしまう。それにしても、なぜこの様な壮大な滝が生まれたのだろうか??
ここで、ちょっとその生い立ちを。。。約1万2千年前、第4氷河期が終わり大陸を覆っていた氷河が融ける。その水が流れ出たことによって誕生したナイアガラ川が巨大な断層を激しく流れ落ちる様になったのが、ナイアガラの滝だ。
実は、この滝、誕生当時は今より10キロほど下流にあったそうだが、浸食などで年間数メートルずつ後退し、現在の位置に移動したそうだ。自然は本当に偉大だ。人類の存在がいかに小さいかを思い知らされる。ちなみに、冬の期間は、滝を下から見られる遊覧船は運航していない。
さて、滝を存分に楽しんだ我々は、ホテルに戻り、車に乗って町を探索。夕食は肉料理を避けて中華の店へ。同じアジアの香りで落ち着く。
この日は、長い空路移動と運転の疲れをゆっくり取るため早めの就寝。翌日は再度アメリカに入国し、ラスベガスを目指す!この時は、あんなことが起ころうとは、知る由もなかったのである…。
次回へつづく。
No.144
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